目標

1. 人を育てる指導
2. 大学へ進学させるための指導

基本的な生活習慣の指導を徹底し、学力として心身両面の教育の充実に取り組み、社会人として必要な知識と教養を備えた男子を育てる。

目標を具現化するための方法と実践

学習指導・進路指導

  1. 中・高6ヶ年を次のような3期に分ける
    ◆前期学年(中一~中二):基礎学力徹底期
    ◆中期学年(中三~高1):進路決定・学力伸長発展期
    ◆後期学年(高2~高3):総仕上げ・進路達成期
  2. 6年間の授業計画(流れ)を作成し、実践する
  3. 時間ごとの授業運営案を作成し、実践する

生徒指導

  1. 快い会釈・挨拶のできる生徒を育てる
  2. 思いやりのある、心の温かい生徒を育てる
  3. 団体行動になじむ生徒を育てる

中高一貫教育

基礎学力徹底期(中学一年~中学二年)

中学校の教育方針の基本は豊かな人間性の育成です。中学生としての自覚を高め、その生活に早く適応できるよう指導していきます。また、生徒どうし、教師との人間関係を好ましく築けるよう、ふれあいも大切にしています。

学習面では、基礎学力を十分身に付けさせるとともに、国語・数学・英語・社会・理科の家庭学習を徹底させ、学習習慣を身につけていきます。

進路決定・学力伸長発展期(中学三年~高校1年)

日々の学校生活に意欲的に取り組み、将来の進路も考える時期です。一人ひとりの顔つきが違うように、学力にもそれぞれの個性があります。高校では、全員が大学進学を希望していることから、進路指導には特に重点をおいています。

生活面でもクラブ活動、校外活動に積極的に取り組み、自己を伸ばせるように援助しています。

総仕上げ・進路達成期(高校2年~高校3年)

自己開発をはかり、将来に対する適切な進路を選択する学年です。中高一貫教育のさまざまな体験で得た「知の力」「心の力」をもって充実した学園生活を送るとともに、志望大学に入学できる能力を育てるよう援助しています。

「挨拶のできる人間」「思いやりのある、心の温かい人間」「協調性のある人間」として生徒は未来へはばたいていきます。

選抜クラス

中学三年生からは、前学年の成績から選抜クラスを2クラス(80名程度)設置します。
選抜クラスでは理解や応用力を深めるために、問題演習を多く取り入れていますが、年間の進度は一般クラスと同じです。また、選抜クラスと一般クラスのクラス替えは毎年行われるため、日々の努力が大切になります。

補習・講習

中学校では、理解の若干遅れている生徒や小テスト・定期考査の成績不振者を対象に、指名補習を実施しています。中学・高校共に、実力養成を目的とした講習を放課後を中心に実施しています。

また、夏期講習や冬期講習も希望制で行っていますが、中学生についてはほぼ全員が参加しています。補習や講習に費用はかかりません。

資格検定受検を奨励

中学校では、漢字検定・英語検定・数学検定の3級全員合格を基本とし、準2級合格を目指します。また、英語ではグローバル化に対応して、中学三年でGTEC for STUDENTS(Basic)を、高校1、2年ではGTEC for STUDENTS(Advanced)を全員が受検します。また、高校3年では、受検する大学に合わせて必要な検定を受検するよう指導しています。

今年度の高校1年生の高輪中学校在学時の取得状況

英語

検定

2級7名
準2級81名
3級125名

漢字

検定

2級2名
準2級29名
3級152名

数学

検定

2級1名
準2級183名
3級37名

 

ICTの活用

生徒には入学時からタブレット型ノートPCを持たせて、授業や家庭学習、オンライン授業などで活用しています。